ヴィンテージ(2005/11):Example Sligh

投稿者:nobody 投稿日時:2006年04月05日 09:09
作者:geni
概要:
赤単の火力デッキ。
序盤からアグレッシブに、本体に火力を打ち込んで行き、
早い段階で相手のライフを0にする事を目指したデッキのオリジナル版。


解説:
『マナ・カーブ』の概念を生み出した事で有名なデッキである。
その動きは単純なようだが、ある程度の経験と勘を必要とする。

さて、何よりも解説すべきはそのサイドボードである。
全て、追加の火力となるスペルか、火力の妨害を防ぐスペルばかりを採用している(《紅蓮地獄》も、それによってクリーチャーを焼く分の火力を本体に回せるわけである)。
その意味が分かるだろうか?

詰まる所、墓地利用やアーティファクトデッキに対しては、
メインボードからの全てのダメージソースがその対策となっているのだ。
《トーモッドの墓所》《荒残》は特定の相手にしか役に立たない『狭い』スペルである。
相手の方が先に焼けてしまうなら、それらは全く必要ないと言える。

これこそが赤単デッキの有効なサイドボードの考え方であり、
ある程度のレベルの環境で戦うならば、絶対に必要な条件であるのだ。

また、これは初心者のデッキに多いが、
『息切れ』を怖がるあまりに《ミシュラの工廠》を入れて色の事故を増やしたり、
《怒鳴りつけ》のようなドローカードを入れてしまう、という間違いがある。
このデッキはそれを模範する点でも良く出来ており、
そもそも赤単のデッキはカードを使い切ったあたりで相手のライフが0になるのが理想であり、
それを体現できる能力があれば、『息切れ』は怖くない筈なのだ。
まして、ダメージにならないカードをそのために入れるのは赤単デッキとしては既に論外で、
その全ての答えが、《マグマの噴流》なのである。

このデッキにおいては、無駄に土地を引くターンを出来るだけ回避する事が、
そのまま、ほぼアドバンテージであり、『勝利』への加速となる。
相手を焼きながらそれを実現できるこのカードは、正にうってつけと言えるのだ。


デッキ名の由来:
Exampleは『模範』や『手本』の意。
自画自賛的なネーミングだが、このデッキには赤単を組む上での基本や、有効な考え方が詰まっており、
是非参考にして欲しいものであるからだ。

類似デッキ

デッキ名類似度
1赤単0.9863差分
2Red Bauble [Legacy]0.9859差分
3クリスメイジ・スライ0.9798差分
4赤単スライ0.9694差分
5アバタースライ0.9668差分
6<レガシー>スライ0.9645差分
7Burn0.9576差分
8赤単バーン0.9550差分
9No Bauble [Legacy]0.9505差分
10地獄スライ (レガシー)0.9401差分
11Sligh0.9329差分
12スライ?カジュアル0.9302差分
130.9225差分
14無題デッキ0.9225差分
15Double Bauble (Red Bauble II) [Legacy]0.9220差分
16無題デッキ0.9169差分
17ハイスピードレッド0.9154差分
18Maniac [Legacy]0.9142差分
19スライ(レガシー)0.9114差分
20タイプ1ゴブリン0.9010差分
類似度が1.0に近いほど、よく似たデッキであることを示します。
なお、体感としては類似度が0.9を超えるとかなりよく一致しており、0.8程度だとあまり一致していないように感じるものが出てくるようです。
また機能やデッキ採用傾向が似たカードを入れ替えても「似ている」と見なされるため、必ずしも類似度が高い=共通カードが多いということにはなりません。
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