ヴィンテージ(2005,11):Jadeite Xerox

投稿者:nobody 投稿日時:2006年04月05日 23:06
作者:geni
概要:
《クウィリーオンのドライアド》をフィニッシャーに据えたフルパーミッション。


解説:
 このデッキは、いくつかのアーキタイプを複合したハイブリッドデッキと言える。
 具体的には、通常のパーミッションに《けちな贈り物》からの《壌土からの生命》のエンジンと、ゼロックス理論が吸収された形である。
 形が整っていて、安定性は高い。

 《けちな贈り物》はこの環境下で最も非常に強力に作用するカードで、
 例えば《露天鉱床》を毎ターン置く事によって発生する、大量の土地破壊によるロックや、
《ミシュラの工廠》《Library of Alexandria》のシルバーバレット等、非常に柔軟性に富んでいる。
 また各種ライブラリー操作を持ってくればライブラリーを掘り下げると共に、
《クウィリーオンのドライアド》の強化を加速する事も出来る。
《選択》《手練》が2枚ずつの採用なのはそういった理由からなのが分かるだろう。

 色の宿命としてクリーチャーへの耐性が低いので、その点が実際にプレイする上での注意点となる。
 また、自分のスペルに打ち消し呪文をプレイするなど、柔軟な発想がプレイングの上で必要になるのも事実である。

 またサイドボーディングが難しく、ある程度の経験を要する。
 例えば《トロールの苦行者》が非常に有効な相手に出会った場合、どこにスロットを当てるだろうか?
 《クウィリーオンのドライアド》と入れ替えるのは殆どの場合、不正解である。
 ヒントは土地の数。遠回しなヒントであるが。


デッキ名の由来:
 Jadeite(ジェダイト(翡翠))は、淡い、青緑の輝きを放つ宝石である。

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